台湾最後の旅行
みなさん、こんにちは!台湾留学中のげんです!
金曜日の夜から今日にかけて花蓮 Huālián に旅行してきました。実はこれがなにげ初めての台湾東部への旅でした! 留学中にインドネシアに2回、シンガポールにも1回行ってたくせに東部には一度も行ったことなかったんですよ……。笑
花蓮というと、日本では今年の初めにあった大地震のイメージが強いかもしれませんね。ただ、あれから半年以上も経っているせいか、地震の爪痕のようなものは特に見当たりませんでした。
さて、そんな花蓮ですが、自然がとっても綺麗なんです! っていうか、それ以外なんにもない!!!笑
あ、自然の他に、花蓮にはたくさんの原住民の部落があります。僕も友達に誘われてアミ族の豐年祭というお祭りに参加してきました!
今日はそんな花蓮への行き方と僕が参加してきたアミ族のお祭りについて紹介しようと思います!
まずは行き方から!
台北から花蓮へ行くには、 台鐵 Táitiě に乗る必要があります。台鐵の改札・ホームは、台北駅の地下にあります。切符は台北駅1階の大廳 dàtīng (ホール)にある窓口か、地下にある窓口で買うことができます。僕は思いつきで花蓮に行くことを決めたので、予約はしていなかったのですが、ネットだあらかじめ切符を予約しておくほうがいいでしょう。
http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/TW_Quicksearch.aspx
ここから予約ができます。
僕は幸運にも座席をゲットできましたが、当日切符を買うと、站票 zhànpiào といって座席のない切符しか残っていないことがあります。站票は、コンサートの立ち見席みたいなものです。座席はないけど、立ってなら列車に乗っていいよ、という切符です。ただ、台北から花蓮までは、乗る列車によりますがだいたい2時間から3時間ほどかかります(遅い列車だと4時間なんてことも……😰)。花蓮に限らず、台鐵に乗って出かける予定があるなら、最初からホームページで予約しておくのが先決でしょう。
340元でした。日本の列車と比べると安いですね!
車内はこんな感じ。ドアも手動の一昔前の列車でした。
夜ご飯は車内で。名物の台鐵便當 táitiě biàndāng 60元。
中身は撮り忘れました……笑
ご飯、排骨 páigǔ 、豆皮 dòupí 、盧蛋 lúdàn、野菜でした。
3時間ほどで花蓮に到着しました。
1日目はこれで終わり。友達の家に泊めてもらい、就寝。
2日目の朝ごはんは友達のお母さんが作ってくれました。
朝からガッツリ。こうやってビニールのパックに入った紅茶も日本では見られませんよね。笑
ちなみに、友達のお母さんはインドネシア人!インドネシア語もたくさん話せて楽しかったです。お弁当屋さんを開いているということで、ご飯がめちゃくちゃ美味しかったです!
さてさて、2日目のメインイベントはアミ族の豐年祭 fēngniánjì!アミの暦における年越しを祝うお祭りです。
このイベント、とにかく……
踊りまくります!!
歌って踊って笑って、食って飲んで、また踊って。ずーっと踊ります。外で踊るんでもう汗ダラダラでした。
それでも、アミ族の力強い踊りに元気付けられ、僕も頑張ってしばらく踊り続けました。😅
ちっちゃい子も伝統衣装を着ていて、すごく可愛かったです!笑
友達のおじいちゃんが部落の頭目だったのですが、なんと日本語が少しだけ話せる方でした!
両親が日本語教育世代だったらしく、ご自身も少しだけ日本語がわかるとか。日本統治時代の影響は今にも及んでいるんですね。
さて、こちらは部落のおばさま方。会話はすべてアミ語。まったくわからん!!笑
部落の食堂にあった爪楊枝入れにもアミ語の表記が!なんだか別の国に来たような感じでした!
まあ、原住民の方々は中国系の人々が来る前から台湾に住んでいたので、これこそが台湾の本来の光景なのかもしれません。
今回の旅、原住民の文化をはじめ、今まで台湾にいながらも見ることができなかったものをたくさん見ることができました。もっと早く来ておくべきだった!!
また台湾に来た時は東部に遊びにいってみたいです!
それでは、また! 再見!’arayom!!(アミ語)