南の国が好きなんです……。台湾からインドネシアへ行ってみよう!

みなさん、こんにちは! げんです!

二日連続で中国語の勉強方法についてまじめに書いたので少々疲れ気味です……笑

ってことで、今日は少し軽めのテーマで書こうと思います。テーマはずばり「南の国が好きなんです……。」台湾からインドネシアへの行き方を紹介します!!(この情報、どこに需要があるんだろうか……)

 

ブログを読んでくださっている方の中には、僕が南の国が好きなことにうっすら気づいていらっしゃる方もいるかもしれません。台湾に留学して、インドネシア語も勉強していて、とまあ南国感満載なプロフィールですよね。自分でも思います。笑

 

昨日で台湾に来てから丸一年経ちましたが、なんだかんだそのうち1ヵ月弱くらいはインドネシアシンガポールにいましたからね。笑 インドネシアには2回も行きました。

 

僕の学校は3ヶ月1学期というシステムをとっていて、3ヵ月弱の授業のあとに毎回1週間くらいの期末休みがあるんです。毎回その期末休みを利用して旅行に行っていました。

 

え、金持ちだって?

 

とんでもない!! 僕は決してお金持ちじゃありませんよ……(こんなこと自慢したくないけど笑)。前にも少し書いたと思うんですが、台湾から東南アジアへのLCCチケットってすごく安いんですよ。僕が5月にインドネシアに行ったときは、だいたい24,000円くらいで往復チケットが買えました。安いですよね。僕は地元が名古屋なのですが、名古屋ー東京間の「のぞみ」が往復で22,000円くらいですので、それとあまり変わりません。その値段でインドネシアに行けるんなら行くしかないでしょう!! ってなノリでいろいろ節約できるところを節約してチケットを買いました。エアアジアでクアラルンプール経由です。

 

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日本にいたときも、名古屋から台湾までジェットスターで来て、そのあとエアアジアでクアラルンプールを経由してジャカルタへ行ったことがあります。ですからこのルートはもう3回利用したことがあるのですが、特に文句もありません。不錯!不錯!

もちろんLCCなので水も食事も注文しなければ付いてないし、テレビもついていませんが、高速バスに乗るくらいの感覚でいけば全然文句ありません(っていうかみんな飛行機に対して過度に期待しすぎなんじゃないかな……とアジアで近距離のフライトばかりしているげんは思うのであった)。

まあたしかにトランジットはちょっとめんどくさいんですけど、だいたい夜中にクアラルンプールについて朝ジャカルタに向けて出発するので、クアラルンプールでは荷物検査など手続きを済ませるだけ済ませてあとはずっとベンチで寝てました。だから、トランジットで時間を無駄にしてる感はあまりないです。逆に明日からのインドネシアに備えての大事な睡眠時間を確保できてよかったです。空港内の治安はいいです。まあ特に高価なものを持っていなかったこともあって物を盗まれたりしたことはありません。

 

ただし、クアラルンプールでトランジットをする際に気をつけておいたほうがいいことが2つあります。それは、

  1. マレーシア・リンギットを用意しておくこと!
  2. 荷物検査の際にペットボトルの中身だけ捨ててボトルはとっておくこと!

この2点です。

 

では、まず1点目から説明していきましょう。

当たり前ですが、クアラルンプール国際空港はマレーシアにあります。ですから、空港内で使える通貨は基本的にはマレーシア・リンギットのみ。初めてこのルートでインドネシアに行ったとき、ここまで考えが及びませんでした。台北から乗ってきた飛行機を降りて、荷物検査を通過し、少し腹が減ったからコンビニで何か買って食べよう、そう思ったときに気づいたんです。あ、台湾ドルもインドネシア・ルピアも使えない、どうしようって。これじゃ食べ物はおろか水の一本も買えやしません。

とりあえず一度店を出て、かばんの中身を引っ掻き回しましたが、マレーシアに行ったことはないので当然のことながら、「前の旅行で使ったリンギットの残り」みたいなお金もなく……。カードはあるにはあったんですが、残高がそんなに残っていなかったので無駄にクアラルンプールの空港で使いたくはなかった。そもそもパン数個と水買うだけでカードは使えるものなんだろうか、とかいろいろ考えてしまいました。笑

そのときかばんの中でひとつの封筒を見つけたんです。開けてみると米ドルが少しばかり入っていました。昔、祖母が「掃除してたら昔のが出てきた。少しだけど海外旅行に行くときに使いなさい」といってくれた封筒でした(なぜかユーロもちょっと入っていた)。出発直前に何かのときに使うかもしれない、と思ってかばんに放り込んだものです。

「ドルなら使える店があるかもしれない!」少しだけ希望の光が射しました。

さっきのお店にもどりました。スマホ片手に何リンギットが何ドルになるか計算しながら、パンと水を持ってレジに行きました。

 

 

盛大に断られました。ドルはうちでは使えない、と。

 

もう、だめだこりゃ。腹も減った。のども渇いた(幸いこの直後トイレ前で飲水機を見つけた)。最後にもう一回だけドルが使える店を探してみよう、そう思っていくつか店を巡ってみました。

一軒、マレー語の音楽を流しているコンビニとお土産屋の間みたいな店を見つけました。夜だったせいか半分照明を落としていて、見た目も少し怪しかったのですが、今はそんなこと気にしている場合ではない、ともかく店員さんに訊いてみようと思い、店に入ってみました。ヒジャブをかぶったマレー系の店員さんがいました。さっそくドルは使えるか、と訊いてみました。マレー系の方だったので英語ではなく直接インドネシア語を使って訊いたのですが(マレー語もインドネシア語もだいたい同じ言語)、なんとその答えは、

 

Boleh!!(いいよ)

 

よっしゃ!ついに!やった!

この時の Boleh はインドネシア語を勉強してきて以来、「言われてうれしかった Boleh トップ3」に入るくらいうれしかった Boleh です。ぼれっ!いつ聞いてもいい響きですね。笑

そんなこんなで水もパンも買えて、お腹を満たした状態でジャカルタに向かうことができました。

 

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おつりはリンギットでもらいました。初めて触ったリンギット!笑

 

2点目。クアラルンプールで乗り換える時には2回荷物検査を受けることになります。1度目は飛行機を降りてすぐ、2度目は搭乗口に向かう途中です。

さて、この1度目の荷物検査の際、機内に持ち込んだ水等の液体は全て捨てなければいけません。LCCは飲み物が有料だから、と大事に少しずつ飲んできた水もそこで全て捨てなければなりません。ジャカルタ行きの便でもその水を飲もうと考えていた方もいらっしゃるかもしれませんが、だめです、ここで捨てることになってしまいます。

さあ、初めてこのルートを利用した時、やらかしちゃったんです。「液体は捨てて」と書いてあるプレートに素直にしたがってしまい、台北で買った水をボトルごと捨ててしまったんです。どうせ空港の中で水くらい買える、なーんて思ってたんですね。ところがどっこい、2つ目の荷物検査を過ぎたあとで、さっきのリンギット騒動が起きたんですよ。リンギットがない、すなわち買い物できない。ま、最後はドルを使ってなんとかなったんですが、でもやはりわざわざ水を買うのはもったいないと思った。パンと水を買う前にトイレ前の給水機の列に並んでいる時に、給水機から水筒に水を入れている人を見かけたんですね。賢い!素直にそう思いました。笑

そこで2回目からは1度目の荷物検査前に水だけ捨ててペットボトルはとっておくことにしました。空のペットボトルなら検査で引っかかることもありませんからね(でもねー、荷物検査の係の人ずーっと横向いておしゃべりしていて、全然検査してないんですよ。ま、そういう南国のゆるい雰囲気も好きなんですけど)。笑

僕が見かけた人のように、空の水筒を持参しておくのも賢いでしょう。僕は普段あまり水筒を使わないので、というか水筒を持っていないので、毎回ペットボトルを空にして検査をくぐり抜けています。検査を抜けた後は、急いで給水機へ向かいましょう。結構混み合います。早めに動きましょう!

あとは飛行機に乗るだけ。飛行機の中で寝て起きたらインドネシアに着いています。

 

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スカルノ・ハッタ空港に着くとこんな多言語な看板がお出迎えしてくれます。

 

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新しくできた第3ターミナルに着くと、このように可愛い消化器アートがお出迎えしてくれます。

 

 

なんだか、長いこと話しましたが、ほとんどクアラルンプールでの注意点ばっかりになってしまいました。笑

まあ実際それ以外は座席に座って寝ているだけなんで、僕がここでとりたてて説明する必要もないと思います。

だから、クアラルンプールで乗り換えをする際とにかく2つのことを忘れないで。

・あらかじめリンギットを用意しておくこと。

・水筒を準備するか空のペットボトルを確保すること。

 

では、みなさん良い旅を! Selamat jalan!!