読め!聞け!:中級インドネシア語#0

 

f:id:snydt270:20191011215905p:plain

 

 


 中級レベル=停滞の時期

さて、ものすごく久しぶりのインドネシア語に関するブログです。😅

これからは中国語と同じように中級者向けの勉強法をどんどん紹介していきたいと思います(ひと段落したら初級者向けのものも書いていきたいです)。

 

 

インドネシア語を勉強している方ならわかると思いますが、インドネシア語ってものすごくとっつきやすい言語です。中国語みたいに声調がないから発音もそんなに難しくないし、動詞の活用がないので文法もそんなに難しくない。ある程度の文法を勉強すれば文章を読めて、話せるようになります。

 

ただ、勉強を怠るとそのレベルで停滞してしまう。それが中級にさしかかったあたりでよく起こりがちなことです(僕もずっともがいてきました……いや、今ももがいている??笑)。

 

中級で学習すべきこと

 

では、どうしたらいいのか?

 

すごく当たり前のことなのですが、苦手なこと、自分に不足していることを一つ一つ潰していくしかないです。

だいたい、次の3つがそれに該当するのではないでしょうか?

 

 

・語彙力

・リーディング力

・リスニング力

 

 

語彙力について

インドネシア語は少し勉強すれば、ある程度コミュニケーションが取れるようになります。するとつい、「あー、喋れてるからこれでいっか」と思ってしまいがちです。たしかに友達とおしゃべりを楽しむ分にはそれでいいのかもしれませんが、インドネシア語で情報を集めて、もっと濃い内容についてインドネシア人と語ることを考えた場合、もっとレベルの高い語彙を身につけていくことが必要となります。

 

中級以降は語彙力=インドネシア語

と言っても過言ではないでしょう。語彙を知れば知るほど、自分が話したり書いたりする際にもそれを表現しやすくなりますし、もちろん読むスピードはアップします。人の話を聞いてきてよくわからないな、なんてことも少なくなります。

 

英語学習なんかでも言われていると思いますが、結局のところ、

語彙の学習は一番遠回りに見えて一番近道です。

 

そうは言っても「単語覚えるの嫌い!!」と暗記アレルギーを発症しておられる方もいらっしゃるかも知れません。

実は僕は単語を覚えるときに暗記はしていません。なんたって、僕も暗記アレルギーです。笑

次回以降、暗記しない単語の覚え方を紹介していこうと思います。

 

 

リーディング力

語彙は単語帳を買ってそれをコツコツと覚えていってもいいですが、単調な作業になってしまい、途中で投げ出してしまいがちですみなさん英語の学習でもこんな経験ありますよね?)。

 

そこでオススメなのが

リーディングを通して新しい語彙を習得していく方法

です。

自分の興味のある分野の本やネット記事、最新ニュースなどを読んでみましょう!

 

難しそう? 辞書だけ用意すれば大丈夫です。一通り文法を学び終えたみなさんであれば、読む際に文法でつまずくことはあまりないと思います。わからない単語を調べながらどんどん読んでみましょう。

 

特に新聞や雑誌の記事にはたくさんのsingkatan(略語)が出てきます。

PR (pekerjaan rumah) =宿題みたいなやつです。特に組織名や専門用語に多く使われます。そしてこれらは単語帳にはあまり載っていません。辞書やインターネットに頼ることになります。コツコツやるしかありませんが、覚えてしまえばあとは楽です。何かを読むときも書くときも調べる時もsingkatanは役に立ちます。ひとつひとつ覚えていきましょう。

 

初めは時間がかかるかもしれませんが、すぐに慣れると思います。いくつも文章を読むうちに、また何度も辞書を引くうちに

「あ、あの単語、他の文章でも見たな」

ということが出てくると思います。

何度も目に触れる単語は、無理に暗記しようとしなくても自然に覚えます。

とにかく読むことに専念しましょう。

 

リーディングの練習を通してある程度の長さの文章を読むのに慣れることも大切です。

リーディングの目的はその文章の内容を理解してそこから自分の必要な情報を手に入れることです。文章の大体の意味が理解できるくらいの語彙力がついたら、乱読することも大切です。文章をザザッと読んで大意を理解できるよう練習をしてみましょう。新聞や雑誌の記事を読むために必要となる力です。

 

さて、リーディングはこのように語彙習得にも役立つのですが、リスニングやスピーキングの練習にも役立ちます。

 

gengengo.hatenablog.com

中級中国語#1でも書いたのですが、

リスニング力がリーディング力を超えることはありません。

 

音を聞いて一瞬で理解できるほどの語彙力と文法力が要求されるリスニングは、何度も戻って読んで、止まって考えることのできるリーディングより難しいのは当たり前です。 

逆に考えれば、語彙力と文法力を強化すれば、リーディングのスピードも速くなるはずですし、それに伴ってリスニング力も上がるはずです。

正確に速く読めるようになることとは、それだけの内容が聞けるようになるということです。

 今後リーディングの勉強に活用できる学習法や教材を紹介していきたいと思います!

 

リスニング力

語彙力をつけて、リーディングの練習も頑張って、さあリスニングです。

リスニングの練習は中級の醍醐味

といっても過言ではないでしょう。 

 

リーディング力を身につけることで文章からたくさんの情報を得ることができるようになりますが、リスニング力を身につけるともっと多くの情報に触れられるようになります!!

映画やドラマ、YouTube動画、ポッドキャストなどいろいろなメディアでインドネシア語を楽しむことができます。

勉強だからといってそんなに自分を追い込む必要はありません。いろいろな動画や番組を楽しみながら勉強していきましょう!

語彙とリーディングの勉強を頑張ったらあとは楽しめばいいのです!!

 

今後のブログではオススメのYouTube動画やそれを使った勉強法などを紹介していこうと思います!

 

 

まとめ 

・中級以降は語彙力=インドネシア語

・語彙力UP=学習の近道

・リーディング=語彙習得の機会

・語彙は何度も目にすれば覚えられる

・リーディング力はリスニング力を引き上げる

・リスニングの勉強は楽しんでやろう

 

 

それでは次回から詳しい勉強法を紹介していきます!

それでは! Semangat!!!