これからのために……。

みなさんこんにちは! げんです!

忙しくて全然更新できていなかったんですが、台湾で大変な事件が起こったので思ったことをまとめておこうと思います。

 

日本の団体が台湾の慰安婦像に乱暴 国民党議員、日台交流協会前で抗議 | 政治 | 中央社フォーカス台湾 MOBILE

 

台南でこういう事件があったんです。

以下、Facebookに投稿した僕の思いです。文体がいつものブログと違って申し訳ないですが、台湾が大好きだと思う人には知ってほしいし読んでおいてほしい内容です。

 

昨日、この件について思ったことを中国語で書いてFacebook投稿したが、ネットでの色々な反応を見てまた思うことがあったし、また日本人にもこの事件についてよく考えてほしいと思ったので少しばかり思ったことを日本語でまとめておきたい。

さて、今回のこの事件、みなさんご存知だろうか? 台南にある慰安婦像を「慰安婦の真実国民運動」の日本人メンバーがひと蹴りした、という事件だ。この事件に関するニュースを見て、私はとても失望した。慰安婦に関する日本の対応にはずっと失望しっぱなしであったが、実際にその像を蹴るという事件の衝撃は大きなものであった。旧大日本帝国戦争犯罪被害者の象徴である慰安婦像を蹴ったのだ。これは実際にその暴力の被害にあった方とその家族の傷ついた心を蹴ったことと同じであるその事件を知って、私は、申し訳なく思うとともにすごくやるせなくなった。本当に心ない人がいるんだな。

 
私は日本生まれ日本育ちの日本人である。両親も、祖父母も曽祖父母もみんな日本人である。中国人でも台湾人でも、韓国人でも在日朝鮮人でもインドネシア人でもフィリピン人でもない。それゆえに、本当の意味で戦争犯罪の被害にあった方々が抱える心の傷の深さを知ることはできない。だから、加害者側の子孫である私がなんと言おうと白々しく思われてしまうかもしれない。それは仕方のないことであると思う。

だが私は、完璧とは言えないが、ある程度中国語とインドネシア語ができる。だからそれらの言葉を使って実際に戦争を体験した外国の方やその子孫から話を聴き、それについて話し合うことができる。先月まで台湾に留学していたのだが、その1年を通して多くの台湾の友達やその家族などと先の戦争中に日本がしてきたことについて話し合うことができた。また、学校のクラスにもアジアの国々の学生が多かったため、そこでも色々と話し合うことができた。

話し合ってどうだったか。

当たり前だが、人によって考え方は違うし表現の強さも違う(強く非難されたこともあった)。だが、どの人にも共通していたのは、あの時代のことを忘れていない、ということ。若い人でも祖父母から実際に話を聞いて、その時のことをよく知っていた。

南京大虐殺がなかったとか、慰安婦はいなかったとか、日本人は本当にそう思っているの?」

仲のいい台南の友達に言われた言葉だ。

 

私はそのとき、はっとした。

ああ、このように思われているんだ、と。

 

その時私は「決してすべての日本人がそういうわけではないよ。そうじゃない人もいる。ただ、今の政府の態度はそういう感じ」と答えた。そう、決してすべての日本人が過去の大きな罪を否定しているわけではない。ただ、わりと多くの日本人は本気で否定しているし、さらに多くの日本人はだいたい無関心である。被害者側と加害者側の意識のズレ、70年以上経っているとはいえ、いや、だからこそ、これは大きな危機である。

 

私は、日本の戦後処理はきちんと行われなかったと考えている。こういうことを言うと「サヨクだ!あいつは共産党(か、社民党か。どうでもいいが)に洗脳されている!反日だ!」などと言われる。この手の人は、自分に都合の悪いことがあると、相手を反日認定して逃げるので話にならない。ずさんな戦後処理については、歴史を学ばなくとも現代においてどういう問題が起こっているのかを見れば明らかである。実際に近隣国へ行ってみればすぐにわかるであろう。被害にあった人やその子孫の心の傷はまだ癒されていない。ふつう戦争で体に怪我をしたら、その傷跡を見てときどき戦争のことを思い出すだろう。心の傷も同じである。目に見えないだけで、傷はいつまでたっても癒されることなく残っているのである。そして、目に見えないからこそ、問題が解決されないままになってしまっているのであるが。傷は今でもたしかに残っている。このことを日本人は知るべきではないか。

 

「私がやったんじゃないんだもん」と理不尽に思うかもしれない。だが、私たち日本人がどう思おうと、被害国の人々からすれば私たちも実際に戦争犯罪に手を染めた人も同じ「日本人」なのである。誰に、というわけでなく、その抽象的な「日本人」に対する怒りや憎しみがおさまることなく今になるまでずっと彼らの心の中で燃え続けているのである。


台湾はよく「親日」であると言われる。私はこの「親日」「反日」という言葉を国や地域、民族に対して使うことが好きではないのであまり使いたくないのだが、ともかく台湾に日本に対して好意的な人が多いのは間違いではない。日本文化が好きだという人や日本語を勉強している人は多くいるし、台北の町も日本系のチェーン店ばかりだ。実際に「日本が好き!」と口にしてくれた友達もたくさんいる。

 


では、これが過去の日本の大きな過ちを許してくれていることを意味するのか?

 


答えは否、まったくそんなことはない。普段どれだけ日本に好意的な友達も、慰安婦がいなかったなどと言うことは決してないし、この間の日本人が慰安婦像を蹴った事件に対して怒りをあらわにしていた。自分の祖母、曽祖母の世代が実際に被害に遭っているから当たり前の反応である。

私は昨日、多くの日本人は「日台友好」を謳いながらも、自分たちにとっては都合の悪い過去の日本の過ちに関しては口を閉ざすか否定するかしている(大意)、と書いた。そして、それは台湾をまったく愛しておらず、都合よく利用しているに過ぎない、と指摘した。すると、台湾の友達がコメントをくれた。「台湾にとても関心を持ってくれているんだね。台湾と日本の間でいさかいが多くならないといいな」とか「ありがとう!大部分の日本人は友好的で平和的だと信じているよ」と言ってくれた。彼らは日ごろから日本が大好きだと言ってくれる人たちである。そんな彼らも都合よく台湾を利用する日本人を快く思うことはない。まったく当たり前のことではあるが。もちろん悪意を持ってというか、自分の利益のためにそのように振る舞う日本人は一部でしかないのだろう。しかし、そうではない日本人であったって、あまりに無神経なことが多いように思う。台湾人の目の前で「慰安婦ってウソだったんでしょう?」と言ったり「台湾は日本が来たから発展できたんだもんね」と言ったり。そういうのを何度も目にしてきた。もちろん悪意を持って言ったのではないことは、私だってよくわかっている。ただ、やはりあまりに配慮に欠けるやりとりではないか。

 

台湾には優しい人が多い。日本語を勉強していて日本人と知り合いたいという人は、日本人にすごく優しくしてくれる。それはそうだ、私だって台湾人と知り合いたいなら優しく接するのは当たり前だし、多少のことには目をつむるだろう。日本人がポロっと無神経なことを言ったとき、彼らはずっと黙っていた。何を考えていたのかはわからない。その日本人のことばを肯定するでも否定するでもなく、ただただスルーした。大人の対応というやつである。せっかく友達になれたのにそんなことで仲を悪くしたくない。そういう気持ちがあったのではないだろうか。

たかが「そんなこと」されど「そんなこと」である。こういった無神経な発言があるたびに、私は日本人と台湾人の間の溝を感じる。その場に居合わせた台湾人がスルーするその一瞬、戦争は本当の意味でまだ終わっていないと感じるのである。撃ち合いがあるわけでも、冷戦のように牽制しあうわけでもない。だが、とこかまだ確執があるような気がしてならないのである。

 

私が考えすぎなのだろうか。

だが私は、加害者側の子孫として、考え過ぎくらいの方がいい気がする。忘れてしまうよりはるかにいい。

忘れることは、とても恐ろしいことだ。知らぬ間に相手を傷つけ、悲しませ、また憎しみを生む。

 

あったことをなかったというのは、もっとひどい。そこには悪意がある。目的ありきの行動である。それが今回の事件を引き起こしたわけである。

多くの人は悪意を持ってこういうことをするようなことはない。だが、忘れてしまう可能性は大いにありえる。だからいま一度、自分の目で見て、耳で聞き、頭で考えることを重視すべきではないか。

 

台湾の景色は綺麗だ。食べ物も美味しい。優しい人も多い。中国語も台湾語も聴いていてとても心地がいい。「台湾大好き」と言いたくなる気持ちもわかる。ならば、その大好きな台湾に対して過去に日本がどういうことをしてきたのか、自分たちは知っておくべきではないか。調べていくと、つらくなるかもしれない。恥ずかしく思うかもしれない。申し訳なく思うかもしれない。信じたくないくらいにひどい事件について読むこともあるかもしれない。だが、本当に台湾が大好きで愛しているなら、その過程を避けるべきではない。私たちが知ることを始めなければ、このまま両者の溝が埋まることはないし、また彼らの心の傷をえぐることになってしまう。知ること、それが本当の意味での和解への一歩ではないだろうか。

現実と向き合い、知り、悔やみ嘆き悲しみ思い悩み、それを通して相手の気持ちを理解すること。これが必要なのではないか。

これは台湾との関わりだけではない。中国、朝鮮半島、東南アジアの国々、在日コリアン、これらすべての人たちとの関わりにとってとても大切なことである。時間はかかるだろう。だが、確実に一歩ずつ心の底からの和解へと歩んでいくことを望む

ただいまNagoya!!

お久しぶりです! 台湾に留学していたげんです!

この1週間全然ブログを更新できずにいました……。

というのも、先週末に名古屋に帰って来たんです!

370日に渡る留学生活がついに終わってしまいました!😭😭

そんなわけで片づけだなんだあって全然ブログを更新できずにいました。今日からはまた頑張って更新していこうかと思います!

 

久しぶりに友達に会いました。みんな元気そうで何より。そうそう、家族に会うのも丸1年ぶり。友達に会うのも家族に会うのも、全然久しぶりな感じがしませんでした。SNSを通してほぼ毎日みんなの楽しそうなところを見ていたからでしょうか。笑

 

逆に日本に帰ってきてからのこの5日間、台湾の友達がものすごく恋しいです。😢

台湾にいた時に住んでいた時、部屋にはキッチンがありませんでした。これ、台湾ではわりと普通です。キッチン付きの部屋って家賃がすごく高いんですよ。ですから留学中はずっと外食してました。笑

だから友達とよくご飯に行ったんですよ。夕方に学校近くで出くわしたら「あ、飯でも行く?」みたいな感じで。そうでなくても、急に台湾人やマカオ人の友達から電話がかかってきて「あんたいま暇? ご飯行かない?」とか「今から交流会があるんだけど、参加しない?」みたいな誘いがたくさんあって、とにかくほぼ毎日仲の良い友達とご飯に行ったり遊びに行ったりしていたんです。

留学前はずっと実家暮らしだったので、そりゃ友達と遊ぶことくらいはありましたが、そんなに頻繁にこういったことはありませんでした。

だから、帰ってきてからすごく寂しいんです。名古屋は名古屋で会える友達や知り合いがいるんですが、やはり留学中とは違ってみんな近くに住んでいるわけではないし、外食も台湾ほど安くないので……。

 

そんなわけでここ数日は思い出に絶賛浸り中です!笑

そこで今日は、ここ数日台湾に思いを馳せている間に「日本にも欲しい」と思ったものをランキングにしてお伝えしたいと思います。

 

てなわけで、〜〜日本にも欲しい台湾のものベスト5〜〜🎉🎉イェイ

 

第5位 誠品書店

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第5位にランクインしたのは、誠品書店 Chéngpǐnshūdiànです! 書店、うん、本屋さん……。

本屋さん、好きなんですよね。一度入ったら2時間でも3時間でもいてしまう。笑

誠品書店は台湾のチェーン店で、日本で言うと三省堂みたいなもんでしょうか。文房具なども売っています。

さてさて、じゃあ、なんで日本にもありそうな本屋がランクインしたのか。それは、ズバリ、中国語の本が売っているからです(当たり前)。当然のことなんですが、台湾の書店で売られている本の大部分は中国語で書かれています。だから、店でパラパラと立ち読みをしているだけでも中国語の勉強になるんですよ。日本人作家が書いた本のタイトルも中国語版だと少し変わっていたりして、見ていて面白いんですよね。

あと、平積みされている本の表紙を見ると社会で起きていることや話題になっていることが大体わかるんです。授業中に先生から社会的な問いを投げかけられた時に、書店で見た本の表紙を思い出して、それに答えることができました。なんというか、本屋さんってどんな本が売られているか眺めるだけで勉強になるんですよね。誠品書店はそのお洒落な雰囲気も好きなんですが、それだけではなく、その台湾社会に関する大まかな情報を伝えてくれる機能も持ち合わせていて、それも好きなポイントです!

写真は、捷運 jiéyùn の 中山站 Zhōngshānzhàn の改札を出て、すぐの中山地下街にあります。中山地下街は雙連站 Shuāngliánzhàn まで繋がっていて、誠品書店もそちらの方まで細長く店舗が伸びています。ホントに細長いです!笑

本好きの方は、台湾に行った際には是非行ってみてください!

 

第4位 交流会

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 第4位は交流会! 台湾で学生をやっていると、よく交流会 jiāoliúhuì に誘われることがあるんですよ。

え、交流会って何かって?

僕が言っている交流会ってのは、基本的には留学生と台湾人との言語交換の交流会のことです。僕はこの交流会を通して中国語の能力を引き上げ、友達も増やしました。特に、仲良くなった子がこういったイベントを企画する仕事をしている人だったので、頻繁にイベントに誘われていました。笑

こういったイベントって参加している人は学生だけじゃないんですよ。日本人側はほとんどが学生なんですが、台湾人側は働いている人が多い印象です。なので、普段学生同士だけで交流しているときには聞くことができないような話も聞くことができます! これも一種の社会勉強になりえます! 中国語の勉強もできて、友達もできて、台湾の社会について社会人から話を聞けて、交流会は利点が多いです!! みなさんも台湾に留学した際はぜひ参加してみてくださいね。

写真は去年の年越しの際に参加したキックビリヤード(足撞球 zúzhuàngqiú)です。ビリヤードの球がサッカーボールになっていて、それを蹴ってプレイします。ルールは基本的にビリヤードと同じ。

日本だとこういうゲームがやれる場所ってありませんよね(もしかしたら東京にはあるのかも? 田舎者にはわかりません笑)? 台北は結構こういう施設があって、友達から一緒に行こうと誘われることも多いです。確かに参加費は安くはないんですが、中国語の練習ができて友達もできて、さらに台湾に関する知識も得れるということを考えると、割のいい自己投資なんじゃないでしょうか?

てなわけで、交流会は4位にランクイン!!

 

第3位 ドリンク店

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 第3位はドリンク店(飲料店 yínliàodiàn)です!

台湾の街にはいたるところにドリンク店があります!僕も留学中はほぼ毎日ドリンク店に行ってドリンクを買って飲んでいました。笑

よく見かけるのは、Coco、 50嵐(Wǔshílán)、 一芳(Yīfāng)、 樂法(Lèfǎ)あたりでしょうか。

値段的にもお手頃で20元から70元ほどで日本にはない様々な味のドリンクを楽しむことができます!

僕のおすすめは上の写真2枚です!

1枚目は、樂法の火龍果雲朵冰沙 huǒlóngguǒ yúnduō bīngshā(ドラゴンフルーツヨーグルトスムージーです。

僕、ドラゴンフルーツが大好きなんですよ。インドネシアに行ったときも、台湾に行った時も毎日のように食べていました! このドラゴンフルーツヨーグルトスムージーは夏限定の商品なのですが、思ったよりさっぱりしていて、暑い夏にはぴったりです!

2枚目は、一芳の水果茶 shuǐguǒchá(フルーツティー)です。

一芳はお茶が美味しいお店です。それが売りになっているようで、僕もいつも緑茶やパッションフルーツ緑茶(百香果綠茶 bǎixiāngguǒ lǜchá)、フルーツティーを頼んでいました。50元ということで平均的なタピオカミルクティーよりは少し高いんですが(普通は35元くらい?)、これがもうめちゃくちゃ美味しいです! 台湾に行った方は是非お試しあれ!

 

 

第2位 夜市

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第2位は、みんな大好き夜市 yèshì!!!

ご存知の通り、台湾には各地域に夜市があり、夜はとても賑やかになります。夜市によってそれぞれ性格があって、売っているものも結構違ったりします。服のお店が多い所があれば、食べ物を売っている店が多い所もあります。

その夜市の中でもおすすめなのが、捷運 jiéyùn の綠線 lǜxiàn 松山站 Sōngshānzhàn 近くにある饒河夜市 Ráohé Yèshì です!この夜市は食べ物がめちゃくちゃ美味しいです! 個人的には、台北の夜市の中で食べ物が一番美味しい夜市だと思います!

この夜市でのおすすめは、香腸 xiāngchǎng、胡椒餅 hújiāobǐng、マンゴーかき氷です。特に胡椒餅は毎日行列ができるほどの人気です。一つ50元で、カリカリの皮の中に熱々ジューシーで胡椒辛いお肉が詰まっています! みなさんも是非味わってみてください!  

 

 

第1位 友達!!!

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そして、堂々の第1位は、ズバリ、台湾にいる友達です!

もう、日本に帰ってきてから寂しいのなんの……。まだ帰国して1週間も経っていないんですが、台湾の友達のことを思い出すととても懐かしくなってしまいます。

記事の冒頭にも書きましたが、ほぼ毎日友達とご飯に行ったり遊んだりしていたので、たった1年ではあったものの、友達ととても濃い時間を過ごすことができました。楽しい時間を分かち合い、悩み事があればお互い夜中まで相談しあったり……本当に思い出がたくさんです。

台湾でできた友達は、台湾人に限らず、マカオ人、中国人、香港人にマレーシア人、インドネシア人、ベトナム人、タイ人、フィリピン人などなど、本当に世界各国の人と友達になることができました。これは台湾留学に限ったことではないですが、留学に行くと本当にたくさんの、そして色々な個性を持った友達ができると思います。これも留学の利点のひとつです!

 

 

 以上、台湾留学を終えてから感じた「日本にも欲しいもの」ベスト5でした!

 

さて、そろそろ思い出に浸るのもほどほどにして日本での生活に気持ちを切り替えなければなりません……。

それではみなさん、また次回!

南の国が好きなんです……。台湾からインドネシアへ行ってみよう!

みなさん、こんにちは! げんです!

二日連続で中国語の勉強方法についてまじめに書いたので少々疲れ気味です……笑

ってことで、今日は少し軽めのテーマで書こうと思います。テーマはずばり「南の国が好きなんです……。」台湾からインドネシアへの行き方を紹介します!!(この情報、どこに需要があるんだろうか……)

 

ブログを読んでくださっている方の中には、僕が南の国が好きなことにうっすら気づいていらっしゃる方もいるかもしれません。台湾に留学して、インドネシア語も勉強していて、とまあ南国感満載なプロフィールですよね。自分でも思います。笑

 

昨日で台湾に来てから丸一年経ちましたが、なんだかんだそのうち1ヵ月弱くらいはインドネシアシンガポールにいましたからね。笑 インドネシアには2回も行きました。

 

僕の学校は3ヶ月1学期というシステムをとっていて、3ヵ月弱の授業のあとに毎回1週間くらいの期末休みがあるんです。毎回その期末休みを利用して旅行に行っていました。

 

え、金持ちだって?

 

とんでもない!! 僕は決してお金持ちじゃありませんよ……(こんなこと自慢したくないけど笑)。前にも少し書いたと思うんですが、台湾から東南アジアへのLCCチケットってすごく安いんですよ。僕が5月にインドネシアに行ったときは、だいたい24,000円くらいで往復チケットが買えました。安いですよね。僕は地元が名古屋なのですが、名古屋ー東京間の「のぞみ」が往復で22,000円くらいですので、それとあまり変わりません。その値段でインドネシアに行けるんなら行くしかないでしょう!! ってなノリでいろいろ節約できるところを節約してチケットを買いました。エアアジアでクアラルンプール経由です。

 

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日本にいたときも、名古屋から台湾までジェットスターで来て、そのあとエアアジアでクアラルンプールを経由してジャカルタへ行ったことがあります。ですからこのルートはもう3回利用したことがあるのですが、特に文句もありません。不錯!不錯!

もちろんLCCなので水も食事も注文しなければ付いてないし、テレビもついていませんが、高速バスに乗るくらいの感覚でいけば全然文句ありません(っていうかみんな飛行機に対して過度に期待しすぎなんじゃないかな……とアジアで近距離のフライトばかりしているげんは思うのであった)。

まあたしかにトランジットはちょっとめんどくさいんですけど、だいたい夜中にクアラルンプールについて朝ジャカルタに向けて出発するので、クアラルンプールでは荷物検査など手続きを済ませるだけ済ませてあとはずっとベンチで寝てました。だから、トランジットで時間を無駄にしてる感はあまりないです。逆に明日からのインドネシアに備えての大事な睡眠時間を確保できてよかったです。空港内の治安はいいです。まあ特に高価なものを持っていなかったこともあって物を盗まれたりしたことはありません。

 

ただし、クアラルンプールでトランジットをする際に気をつけておいたほうがいいことが2つあります。それは、

  1. マレーシア・リンギットを用意しておくこと!
  2. 荷物検査の際にペットボトルの中身だけ捨ててボトルはとっておくこと!

この2点です。

 

では、まず1点目から説明していきましょう。

当たり前ですが、クアラルンプール国際空港はマレーシアにあります。ですから、空港内で使える通貨は基本的にはマレーシア・リンギットのみ。初めてこのルートでインドネシアに行ったとき、ここまで考えが及びませんでした。台北から乗ってきた飛行機を降りて、荷物検査を通過し、少し腹が減ったからコンビニで何か買って食べよう、そう思ったときに気づいたんです。あ、台湾ドルもインドネシア・ルピアも使えない、どうしようって。これじゃ食べ物はおろか水の一本も買えやしません。

とりあえず一度店を出て、かばんの中身を引っ掻き回しましたが、マレーシアに行ったことはないので当然のことながら、「前の旅行で使ったリンギットの残り」みたいなお金もなく……。カードはあるにはあったんですが、残高がそんなに残っていなかったので無駄にクアラルンプールの空港で使いたくはなかった。そもそもパン数個と水買うだけでカードは使えるものなんだろうか、とかいろいろ考えてしまいました。笑

そのときかばんの中でひとつの封筒を見つけたんです。開けてみると米ドルが少しばかり入っていました。昔、祖母が「掃除してたら昔のが出てきた。少しだけど海外旅行に行くときに使いなさい」といってくれた封筒でした(なぜかユーロもちょっと入っていた)。出発直前に何かのときに使うかもしれない、と思ってかばんに放り込んだものです。

「ドルなら使える店があるかもしれない!」少しだけ希望の光が射しました。

さっきのお店にもどりました。スマホ片手に何リンギットが何ドルになるか計算しながら、パンと水を持ってレジに行きました。

 

 

盛大に断られました。ドルはうちでは使えない、と。

 

もう、だめだこりゃ。腹も減った。のども渇いた(幸いこの直後トイレ前で飲水機を見つけた)。最後にもう一回だけドルが使える店を探してみよう、そう思っていくつか店を巡ってみました。

一軒、マレー語の音楽を流しているコンビニとお土産屋の間みたいな店を見つけました。夜だったせいか半分照明を落としていて、見た目も少し怪しかったのですが、今はそんなこと気にしている場合ではない、ともかく店員さんに訊いてみようと思い、店に入ってみました。ヒジャブをかぶったマレー系の店員さんがいました。さっそくドルは使えるか、と訊いてみました。マレー系の方だったので英語ではなく直接インドネシア語を使って訊いたのですが(マレー語もインドネシア語もだいたい同じ言語)、なんとその答えは、

 

Boleh!!(いいよ)

 

よっしゃ!ついに!やった!

この時の Boleh はインドネシア語を勉強してきて以来、「言われてうれしかった Boleh トップ3」に入るくらいうれしかった Boleh です。ぼれっ!いつ聞いてもいい響きですね。笑

そんなこんなで水もパンも買えて、お腹を満たした状態でジャカルタに向かうことができました。

 

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おつりはリンギットでもらいました。初めて触ったリンギット!笑

 

2点目。クアラルンプールで乗り換える時には2回荷物検査を受けることになります。1度目は飛行機を降りてすぐ、2度目は搭乗口に向かう途中です。

さて、この1度目の荷物検査の際、機内に持ち込んだ水等の液体は全て捨てなければいけません。LCCは飲み物が有料だから、と大事に少しずつ飲んできた水もそこで全て捨てなければなりません。ジャカルタ行きの便でもその水を飲もうと考えていた方もいらっしゃるかもしれませんが、だめです、ここで捨てることになってしまいます。

さあ、初めてこのルートを利用した時、やらかしちゃったんです。「液体は捨てて」と書いてあるプレートに素直にしたがってしまい、台北で買った水をボトルごと捨ててしまったんです。どうせ空港の中で水くらい買える、なーんて思ってたんですね。ところがどっこい、2つ目の荷物検査を過ぎたあとで、さっきのリンギット騒動が起きたんですよ。リンギットがない、すなわち買い物できない。ま、最後はドルを使ってなんとかなったんですが、でもやはりわざわざ水を買うのはもったいないと思った。パンと水を買う前にトイレ前の給水機の列に並んでいる時に、給水機から水筒に水を入れている人を見かけたんですね。賢い!素直にそう思いました。笑

そこで2回目からは1度目の荷物検査前に水だけ捨ててペットボトルはとっておくことにしました。空のペットボトルなら検査で引っかかることもありませんからね(でもねー、荷物検査の係の人ずーっと横向いておしゃべりしていて、全然検査してないんですよ。ま、そういう南国のゆるい雰囲気も好きなんですけど)。笑

僕が見かけた人のように、空の水筒を持参しておくのも賢いでしょう。僕は普段あまり水筒を使わないので、というか水筒を持っていないので、毎回ペットボトルを空にして検査をくぐり抜けています。検査を抜けた後は、急いで給水機へ向かいましょう。結構混み合います。早めに動きましょう!

あとは飛行機に乗るだけ。飛行機の中で寝て起きたらインドネシアに着いています。

 

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スカルノ・ハッタ空港に着くとこんな多言語な看板がお出迎えしてくれます。

 

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新しくできた第3ターミナルに着くと、このように可愛い消化器アートがお出迎えしてくれます。

 

 

なんだか、長いこと話しましたが、ほとんどクアラルンプールでの注意点ばっかりになってしまいました。笑

まあ実際それ以外は座席に座って寝ているだけなんで、僕がここでとりたてて説明する必要もないと思います。

だから、クアラルンプールで乗り換えをする際とにかく2つのことを忘れないで。

・あらかじめリンギットを用意しておくこと。

・水筒を準備するか空のペットボトルを確保すること。

 

では、みなさん良い旅を! Selamat jalan!!

 

「漢字ができる!」は日本人の長所であり短所

みなさん、こんにちは! 中国語勉強中のげんです!

今日は漢字ができる日本人という視点から中国語学習について語ってみたいと思います!

 

本の学校で教育を受けた人であれば、ほぼ間違いなく漢字を読み書きすることができると思います(日本語で使用する範囲に限られますが)。僕も小・中・高と日本の学校で教育を受けたので、大学に入って中国語を勉強し始める前から漢字ができました。すごく当たり前のことですが。笑

 

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↑懐かしいですね。この宿題嫌いでした。笑

でもこれのおかげで漢字ができるようになったのかも……?

 

何か外国語を始めようというときに、中国語を選ぶ人たちの間でも「漢字を使っているから」選んだという理由はよく耳にします。日本語の語彙の大部分は中国からの輸入語ですよね。日本語の単語をそのまま中国語の中で使えるなんてことはざらです。ですから、中国語を勉強する上で、日本語と漢字ができることはものすごいアドバンテージだ、と感じることはよくあります。ほんとうに、単語学習に時間をかけなくてすむんですよ。特に中級、上級へとレベルが上がるにつれて、日本語と中国語の間の単語の共用率が上がってくるんです。漢字圏以外の外国語を勉強しているときは、中級、上級とレベルが上がるにつれて単語が覚えにくくなっていくでしょう。英語なんていい例ですよ。日常であまり使わない言葉は覚えてもすぐに忘れてしまう。もう一度単語帳を見直しても覚えた記憶すらないということも……汗

中国語ではそんなことめったに起こらないんですよ、これが。漢字を使っているから忘れようにも忘れられないんですね、なんたって日本語と表記まで同じなんですから(簡体字だったり繁体字だったりで日本語の漢字と少し違うことはありますが指して大きな問題ではありません)。私たち漢字ができる日本人は勉強せずして、結構な量の中国語を読めて書けてしまうんです。単純に考えれば、中国語の読み方さえ覚えれば、話すことも聴くこともできるようになってしまいます。

何もせずして中国語がある程度読める、書ける。このことはテストのときなんかにすごくありがたく感じられます。留学中にテストを受けた際、読解問題があったのですが、僕をはじめ日本人はさっと解き終わって15分くらい時間を余していました。ただ、ほかの国からきたクラスメイトたちはテスト後に「全然解き終わらなかった」と言っていました。やはり漢字に慣れている分、日本人は速く読めるようです。作文のテストのときも似たようなことがありました。15分か20分くらいのテスト時間だったのですが、日本人の学生の方が圧倒的に多く書いているんです。これも漢字を書きなれていることと中国語には日本語と共通の単語が多いことが理由です。

 

ただ、……

 

このことがあるときは欠点となることもあるんです!!

 

そうなんです、漢字ができるせいで逆にそれが学習の上での障害になってしまうことがあるんです。それは、たぶん多くの人が、主にリスニングのときに実感します(本当に!!)。読むときはあんなに難しい内容も読めたのに、聴くとなると全然聴き取れないんですよ!!

どんなにまじめな人であっても、です。中国語を勉強している日本人ならほぼ例外なしにこれを経験することになると思います。その理由は簡単、勉強するときに漢字に頼りすぎちゃってるんですね。だからついつい自分は中国語ができると錯覚してしまって、漢字の中国語の発音は覚えるけれども、聴く練習を疎かにしてしまう。

これ、すごく危険なことです!!!

僕も大学1、2年生の頃までこんな感じでした。大事なことだからもう一度言います。漢字に頼りすぎるのは時として学習の妨げになります。学習上ものすごく危険なんです。だって、自分ができると思い込んでそれ以上努力しなくなっちゃうわけですからね。

 

ためしに何も見ずに教科書のCDを聴いてみるといいです。初級レベルの教科書って読む分にはめちゃくちゃ簡単なんですよ。習う文法がそんなに難しくないということもありますが、やっぱり漢字が目に入るとそれだけでなんとなく意味がわかってしまうんですよね。さ、そんな初級レベルの教科書を聴いてみましょう。

これが意外と聴き取れなかったりするもんなんですよ。目で見る分にはあれだけ理解できた情報も、耳からではほとんど理解することができない。これ、中国語を勉強している日本人あるあるです。僕も以前はこんな感じでした。でもあるとき思ったんですよ、大学の専門が中国語なのにこんな簡単な中国語も聴き取れないってヤバいな、って。そのときからリスニングの練習に力を入れ始めたんです。

漢字ができるからといって、中国語の勉強をなんとなーくで済ませてしまう日本人があまりにも多いんです。そしてその多くはそのことに無自覚……。僕もその1人でした。まずはそのことに気づくことから始めましょう。そしてCDを聴いて確かめましょう、自分のリスニング能力がどれほどなのか。

実際、他の国の学生の方がリスニング力が強かったりするんです。漢字ができない分、音で中国語を覚えようとするから。彼らは漢字はあくまで表記のための道具であって、それができなくても話せるということを知っているわけです。一方で日本人は漢字を見ると反射的にその意味を理解しようとし、その発音については二の次になってしまう……とまあこんな感じです。

 

言語の本質は四技能のうち、話すことと聴くことにあります。書くことと読むことは、文字が発明されてからやっと使われるようになった技能です。文字がなかった時代でも、記録は残っていないにせよ、人間はずっと話し聴いてきたわけです。それこそ文字の読めない人は今でもこの二技能だけを使って生活しています。

文献研究をしたいなら別ですが、真っ当に中国語ができるようになりたいのであれば、まずこの話す・聴く技能を強めなければなりません

 

 でも一体どうやって……。

 

そうですよね。それが問題です。ここからは実際に僕が試してきた方法を紹介していきましょう。なお、ここで紹介する勉強方法は初級の学習を終えて、中級で行き詰まっている方向けです。初級学習中の方も、早いうちから中国語耳をつくっておくことはいいことだと思いますので、是非参考にしてみてください!

 

日本にいて、かつ自宅で1人で勉強するとき役立つのが YouTubeです!!

youtu.be

このShen Lim TVの中国語比較シリーズは面白いですよ。動画では、大陸の中国語、台湾の中国語、マレーシアの中国語の単語や表現の違いについて中国語で話し合っています。この動画の素晴らしいところは、英語、日本語、中国語の字幕がついていること!

 

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こんな感じです! 

だからまず、①日本語字幕だけを見て内容を把握しましょう! 

そして次に、②なるべく字幕を見ずに耳に頼って動画を観ましょう。さっき日本語字幕で確認したので、あーこの場面ではこんなこと言ってるんだろうなってなんとなくわかると思います。

③気になったり聴いてもわからない単語があったら拼音を使ってノートにメモしておきましょう。メモをするときに動画を止めても構いませんが、絶対に中国語字幕を見ないように注意!!

何度も聴きましょう。一度聴いただけでは、聴き取れたつもりになっているものも意外とあるものです。メモしたもの以外はなんとなく意味がわかる、という程度になるまで繰り返し再生しましょう。

⑤ここでやっと中国語字幕を見ながら聴いてもよくわからなかった単語を確認しましょう。メモした拼音が間違っていることも多々あるので、そのときは該当部分の字幕を辞書で調べてみましょう。

もう一度動画を再生して、ノートを見ながら聴いてみる。慣れたらノートなしで聴いてみる。

他の動画を観るときも基本的にこの①〜⑥の手順をやっていけば効果的に学習できると思います! ただ、日本語字幕がある動画はあまり多くないので、最初に中国語字幕を見て内容を大雑把に理解してから聴き取り作業に入ることになると思います。そうすると後で気づくと思います。読んで意味わかったのに音を聴いても漢字が連想できなかった=意味がわからなかった!ってね。自分が今までどれだけ感じに頼ってきたか実感できるはずです!

 

まあ、家で1人でこういった練習をするのもいいんですが、やはり1番効果的なのはネイティブとたくさん話すことです! たくさん話してたくさん聴く、そして慣れる。それにつきます。友達になってチャットをするのもいいんですが、そればかりだとまた漢字に頼る勉強に逆戻りです。どうせスマホを使って勉強するならチャットじゃなく勇気を出して電話をしてみましょう!

そして、なんたっておススメなのが留学です!時間もお金もかかりますが、強制的にあちこちで中国語を聴くことになるわけですから嫌でも耳が慣れます。おススメです!!!

 

もっとも、最終的な目標は、音→意味で理解できるやうになることです。慣れるまでは音→漢字→意味でもいいのですが、やはり音→意味で理解できるようにならないと、会話の際にレスポンスが遅くなってしまいます。それこそ、僕も今は上級レベル程度にはなりましたが、難しい話をしているときにパッとわからない単語に出会えば、音→漢字→意味の順で理解することは今でもあります。ですが、やはりこれをなるべく少なくしていかなければなりません。音→意味で理解できてこそ本当の意味での理解です。会話の際には漢字を頭の中に持ってこない!これが目標です。

 

 

まとめ

・日本人は漢字ができる: 長所と短所がある

・長所①: 中国語を速く読めて理解できる

・長所②: 中国語で文章を書くとき速く多く書ける

・短所①: 漢字ができる=中国語ができる、と勘違い

・短所②: 漢字に頼りすぎてリスニング力が弱い

 

 

それではみなさん、加油加油

中国語のセイチョウ……

みなさん、こんにちは!你好! 中国語勉強中のげんです!

 

今日から少しずつ中国語を勉強する上で役立つような知識を紹介していきたいと思います!大学で中国語を勉強している方、中国語を始めたばかりの方、必見です!!

 

さて、今日のテーマは……

 

声調!!

 

です。中国語を勉強する上で誰もがぶつかる壁、ただできるようになれば中国語を話すのが飛躍的に楽しくなる、それが声調です。

 

 

そもそも声調ってナニ?

 声調(せいちょう)、またはトーン(英語 Tone)とは、言語において意味の区別に用いる音の高低のパターンである。声調を用いる言語を声調言語(トーン言語)という。

(出典:Wikipedia「声調」)

 うーん、wikiを読んでも少しわかりにくいですね。まあ、簡単に言ってしまえば、声調というのは中国語などの言語を話す際に意味を区別する上で重要になってくるトーンです。

ん?さらにわかりにくくなったって??

ごめんなさい笑 とにかく中国語には声調ってものがあって、声調が変わると単語の意味も変わってきてしまうから注意して発音しろよ、ってことです。

 

媽媽罵馬嗎?

妈妈骂马吗

Māma mà mǎ ma?

 

中国語を勉強していらっしゃる方なら、この「まーまーまーまーま?」というのを聞いたことがあるでしょう。この文は、中国語の声調を紹介するときによく使われる文で、「お母さんは馬を叱りましたか?」という意味です。アルファベットの上についているこの記号が声調記号というやつです。同じmaでも声調が違えばまったく違う意味になって、通じなくなってしまいますね。中国語には声(しせい)といって声調が4つあります(軽声も含めると5つになります)。たった4つ!ととるか、4つもある!ととるかはあなた次第……(ベトナム語には6つ、台湾語には事実上7つ、広東語にいたっては9つの声調があります!!少しは気が軽くなりました??笑

'Pinyin Tone Chart-zh-hans.svg' by Wereonこんな感じで、上がったり下がったりする4種類のトーンです。

 

学校で中国語を勉強している方は先生から声調は大切だからちゃんとできるようになれ、と言われていることでしょう。ただ、言うは易し行うは難し。実際に声調をマスターするのはそんなに簡単なことではありません。ある程度の慣れが必要です。でも、安心してください。ちょっとしたコツをつかんでしばらく練習すれば必ずできるようになります。大切なことは、とにかく口を動かすこと。たくさん練習しましょう!

 

 

じゃあ、コツってなに?

では、ここからは、実際に声調を練習する際にコツとなる点をお教えいたしましょう!

今日お教えするコツは以下のとおり

  1. モノマネ上手になれ!
  2. 声調練習には指を使え!
  3. お風呂場は最高の練習場所だ!
  4. 文を使って練習しろ!

 

まず、1点目から。モノマネ上手になれ!これ冗談で言ってるわけじゃないんです。ネイティブの真似をするって、声調の練習だけじゃなくて、言語を学ぶ上ですごく有益なことだと思うんです。赤ちゃんは周りの大人のことばを聞いて、それを真似して言語を学ぶわけです。僕は、モノマネは語学の母とさえ思っています。

少し話がそれますが、みなさんは、かの昭和の歌姫 美空ひばりさんが歌う英語の曲を聴いたことがあるでしょうか?

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聴いたことがない、という方はリンク先の曲を聴いてみてください。きれいな英語の発音ですよね。ネイティブ並みなのかはわかりませんが、少なくともいわゆる日本人発音の英語ではないですよね。でも、実は美空さん、英語がまったくできなかったそうなんです!!

そして、実は、英語はおろか楽譜も読めなかったんだそうです!!

びっくりですよね。英語もできず、楽譜も読めず、それでもあれだけ上手な発音で英語の歌を歌うことができる。それはなぜか。耳がよかったんですね。聴き取り能力が人一倍強かった。

語学をやる上で、注意深く聞くことってとても大事なことなんです。もちろん、私たちには美空さんのような天性の聴力があるわけではないですが、それでも注意深く聴くことは中国語力を引き上げる上ですごく大きな助けになると思うんです。そしてそれを口に出して真似をしてみる。このインプットとアウトプットの繰り返しです。これがもっともシンプルかつ重要な練習方法です。たくさん聴いてたくさん口から出す。しばらく続けてみましょう!必ず効果があるはずです!ただ、三日坊主にはご注意を!!

 

さて、2点目。声調練習には指を使え!

これは、実は別にたいしたことじゃないんですが……、発音するときに声調に合わせて指も動かそう、ということです。一声なら人差し指で空中を左から右へなぞってみる。二声なら左下から右上へ、三声ならば空中に谷を描き、四声は左上から右下へ。たったこれだけのことなんですが、自分が発するべきトーンを可視化できるという点ではすごく大きなことだと思います。教科書やCDに合わせて指を動かし、さらにそれに合わせて発音してみる。耳、口に加えて手も動員することでより効果的に声調の練習ができるようになると思います。声調が上手くできるようになるまでは、恥ずかしがらずしばらく指をつけて発音してみることをおすすめします!僕もしばらくは、中国人や台湾人の友達と中国語を話すときにこっそりと指を動かしていました笑

 

3点目はお風呂場は最高の練習場所だ!です。

ほら、お風呂はいってる時って暇じゃないですか。笑

僕、勉強大好きなんでずっと勉強してたいんですよね。でもお風呂場に教科書は持っていけないので、いつも発音の練習をするんです。例の「まーまーまーまーま」でもいいし、なにか短文を覚えたならそれでもいいので、頭洗ってる時とか、お風呂に浸かってる時とかに発音してみるんですよ。お風呂場全体に自分の声が響き渡ってなんだか恥ずかしいかもしれませんがそんなこと気にせず、続けましょう笑笑

逆に声が響くからこそ、「あれ、この発音変かな?」なんて思うこともあります。そんな時はお風呂から上がってからすぐにCDなどを聴き直してみましょう! 電子辞書の発音機能もなかなか有能ですよ!単語単位でなら不安な発音を確認できます。アウトプットするさいはこういったチェックも忘れずに!

「あれ、おかしいかな?」と気づくためにはなんとなく中国語の感覚をつかむことが必要になってきます。そのために大切なのはたくさん音を耳に入れること。1点目の聴く部分ですね。疎かにしないようにしましょう。

 

4点目は、文を使って練習しろ!です。

声調の練習をするときに単語だけを使って練習する方がたまにいらっしゃるんです。別にまったく効果がないというわけではないのですが、僕は文単位で発音の練習をすることをオススメします!

というのは、文を使って練習した方がより自然な発音の習得につながるからです。みなさん日本語を話す時は単語ごとにぶつ切りにして話したりはしませんよね? まとまったいくつかの単語がつなかったカタマリもしくは文単位で息継ぎをすると思います。この一息の間に、ある程度の長さのカタマリを発音し終わる、これこそが自然な発音です。これを目指して、最初から単語ではなく文単位で発音の練習をしましょう。もちろん、難しい発音の単語が文の中にあったらそれだけ取り出して発音の練習をしてもいいんです。単語だけで練習してはいけないってことではないです。ただ、文単位での練習をメインにしましょう、ということです。そのあたりは柔軟に対応していきましょう!

 

さて、以上が僕が中国語を勉強する上で大切にしてきたポイントです。

よく聴き、よく発音し、指で声調を再現し、お風呂に入っている時も練習!練習は基本的に文単位!

みなさんも試してみてください!しばらく続けると声調に対しての恐怖心はなくなると思います! 続ければ着実に身につくはずですから、焦らずにコツコツと!

頑張ってくださいね! 加油加油~!

 

 

台湾最後の旅行

みなさん、こんにちは!台湾留学中のげんです!

金曜日の夜から今日にかけて花蓮 Huālián に旅行してきました。実はこれがなにげ初めての台湾東部への旅でした! 留学中にインドネシアに2回、シンガポールにも1回行ってたくせに東部には一度も行ったことなかったんですよ……。笑

花蓮というと、日本では今年の初めにあった大地震のイメージが強いかもしれませんね。ただ、あれから半年以上も経っているせいか、地震の爪痕のようなものは特に見当たりませんでした。

さて、そんな花蓮ですが、自然がとっても綺麗なんです! っていうか、それ以外なんにもない!!!笑

あ、自然の他に、花蓮にはたくさんの原住民の部落があります。僕も友達に誘われてアミ族の豐年祭というお祭りに参加してきました!

 

今日はそんな花蓮への行き方と僕が参加してきたアミ族のお祭りについて紹介しようと思います!

 

まずは行き方から!

台北から花蓮へ行くには、 台鐵 Táitiě に乗る必要があります。台鐵の改札・ホームは、台北駅の地下にあります。切符は台北駅1階の大廳 dàtīng (ホール)にある窓口か、地下にある窓口で買うことができます。僕は思いつきで花蓮に行くことを決めたので、予約はしていなかったのですが、ネットだあらかじめ切符を予約しておくほうがいいでしょう。

http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/TW_Quicksearch.aspx

ここから予約ができます。

僕は幸運にも座席をゲットできましたが、当日切符を買うと、站票 zhànpiào といって座席のない切符しか残っていないことがあります。站票は、コンサートの立ち見席みたいなものです。座席はないけど、立ってなら列車に乗っていいよ、という切符です。ただ、台北から花蓮までは、乗る列車によりますがだいたい2時間から3時間ほどかかります(遅い列車だと4時間なんてことも……😰)。花蓮に限らず、台鐵に乗って出かける予定があるなら、最初からホームページで予約しておくのが先決でしょう。

 

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340元でした。日本の列車と比べると安いですね!

 

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車内はこんな感じ。ドアも手動の一昔前の列車でした。

 


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夜ご飯は車内で。名物の台鐵便當 táitiě biàndāng 60元。

中身は撮り忘れました……笑

ご飯、排骨 páigǔ 、豆皮 dòupí 、盧蛋 lúdàn、野菜でした。

 

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3時間ほどで花蓮に到着しました。

1日目はこれで終わり。友達の家に泊めてもらい、就寝。

 

2日目の朝ごはんは友達のお母さんが作ってくれました。

 

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朝からガッツリ。こうやってビニールのパックに入った紅茶も日本では見られませんよね。笑

 

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ちなみに、友達のお母さんはインドネシア人!インドネシア語もたくさん話せて楽しかったです。お弁当屋さんを開いているということで、ご飯がめちゃくちゃ美味しかったです!

 

さてさて、2日目のメインイベントはアミ族の豐年祭 fēngniánjìアミの暦における年越しを祝うお祭りです。

このイベント、とにかく……

 

踊りまくります!!

 

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歌って踊って笑って、食って飲んで、また踊って。ずーっと踊ります。外で踊るんでもう汗ダラダラでした。

それでも、アミ族の力強い踊りに元気付けられ、僕も頑張ってしばらく踊り続けました。😅

 

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ちっちゃい子も伝統衣装を着ていて、すごく可愛かったです!笑


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友達のおじいちゃんが部落の頭目だったのですが、なんと日本語が少しだけ話せる方でした!

両親が日本語教育世代だったらしく、ご自身も少しだけ日本語がわかるとか。日本統治時代の影響は今にも及んでいるんですね。


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さて、こちらは部落のおばさま方。会話はすべてアミ語。まったくわからん!!笑

 

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部落の食堂にあった爪楊枝入れにもアミ語の表記が!なんだか別の国に来たような感じでした!

まあ、原住民の方々は中国系の人々が来る前から台湾に住んでいたので、これこそが台湾の本来の光景なのかもしれません。

 

今回の旅、原住民の文化をはじめ、今まで台湾にいながらも見ることができなかったものをたくさん見ることができました。もっと早く来ておくべきだった!!

また台湾に来た時は東部に遊びにいってみたいです!

 

それでは、また! 再見!’arayom!!(アミ語)

 

 

げんが台湾に来たわけ

みなさんこんにちは! 台湾留学中のげんです!

 

今日は僕がどうして台湾に留学しているか、ということについてお話したいと思います。

僕の専門はインドネシア語と中国語なのですが、その2つの言語を学んでいてどうして台湾で留学をすることにしたのか、ということです。

 

大きく分けて2つ理由があるんです。それは……、

  1. 中国語を勉強したかったから
  2. インドネシア人がたくさんいるから
  3. 奨学金があったから

の3つです!!

 

んん? インドネシア人??? と思われた方もいるかもしれません。順を追って説明していきましょう!

 

まず1点目。中国語を勉強したかったから。これは台湾に留学している人たちみんなに共通する動機だと思います。「え、台湾って台湾語じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、台湾では台湾語(閩南語 ビンナンご)という言語は話されてはいるのですが、学校やテレビなどではいわゆる中国語という言語が話されています。*1台湾語は市場などでよく話されているイメージです。若者よりもお年よりのほうが台湾語を使うようなイメージです。この台湾の言語事情については改めてブログに書こうかと思っています。

さて、日本では中国語留学の目的地としては人気の台湾。その理由は何でしょう?

簡単に思いつきますね、治安の良さ日本からの近さ。治安の良さは日本とほとんど変わりません。僕ももうすぐ台湾に来て1年経ちますが、物を盗まれたり強盗にあったことは一度もありません。テレビのニュースなんかでもあまり強盗事件などは目にしません(痴情のもつれで殺人、とか交通事故とかはよく流れてますが……)。僕の友達がスマホを落としたときも、警察署に届けられていて、そのまま手元に戻ってきました。治安の面で問題ない、というのは本当のことです。

日本から近いから選ぶ、という人も少なからずいます。数ヶ月に一回日本に帰っていた友達もいます。飛行機で3時間前後ですからね、本当に近いです。まあ、でも、個人的には、中国に留学しても近さはそんなに変わらないんじゃないでしょうかね、と思いますが。笑

僕は1年間一度も帰国しませんでした。せっかく1年留学してて、留学が終わったらずっと日本にいられるのに、日本に帰っちゃうのはもったいないなあ、なんて思ってしまって。そのかわりといってはなんですが、学期末の休みにはインドネシアへ行って留学中の大学の友達に会いに行ったり、シンガポールに旅行に行ったりしました。台湾からだと東南アジア行きのLCCの航空券がものすごく安いんです!香港やマカオなんかも近い分すごく安いです(行きたかったけど時間とお金がなかった~泣)。

 

まあでも、実は、僕にとっては治安のよさも日本からの近さも、台湾留学を決めた決定的な要因ではなかったんですよね。では、どうして台湾に来ることを決めたのかといえば、それが2つ目の理由、インドネシア人がたくさんいるからです。

 

へ……? なに言ってんの、お前?

 

と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。そうですね、僕も台湾に来たことがなかったときにはそんなこと想像もしませんでした。まさか、台湾にインドネシア人がたくさんいるだなんて。大学1年のころ、初めて台湾に来て、台北駅に着いたときに思ったんです。やけにインドネシア人が多いなって。

 

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台北駅のホール。ほら、多いでしょう? これ全部インドネシア人なんです!

 

後から知ったのですが、台湾には20万を超える東南アジア人労働者がいるんですね。その中でもインドネシア人は多くて、介護・看護方面で活躍しています。台湾に来たら公園などで車椅子を押すインドネシア人を目にするかと思います。朝家を出てまずすれ違うのがインドネシア人、ということもよくあります。それくらい多いんですね。

それで、旅行で台湾に来たときに思ったんですよ。台湾に来たら、毎日インドネシア語が話せるぞ!って。来てみて、実際そうでした。本当に毎日インドネシア語を話すことができたんです。

旅行から帰ったあと、台湾にいるインドネシア人労働者についてもいろいろ調べ、そのことについても研究したいと思うようになりました。さて、もうこうなると台湾に行くしかなくなってきたぞ、ってなわけです。

 

さあ、そして3つ目の理由は奨学金があったから! 僕はこの留学期間中、「中華民国政府教育部華語文奨学金」という奨学金をもらっていました。日本でいう文部科学省にあたる教育部から出る奨学金ですので、いわゆる国費奨学金というやつです。

 

なんと、月に25,000元(≒9万円)もらえます!

 

これはかなり助かりました。学費がタダになったりはしないのですが、この奨学金だけで家賃と生活費はまかなうことができました。本当にこの奨学金がなかったら台湾留学はできていませんでしたよ……。ありがたや!

 

もちろん、ただでもらえるってわけではありません! 一応、選考があります。といっても書類選考のみなのですが。いや、でも書類選考のみだからこそ難しいともいえるかもしれません。奨学金の定員は毎年だいたい日本全国から12人。決して多いとは言えません。

ただ、不安に思わないでください。出す価値はあります。僕と同期の人は13人目として採用されていました。年によって定員が多少変わることもあるようです。出さないことには採用されることもありませんから、気になる方は一度挑戦してみるのもアリなんじゃないでしょうか?

この奨学金についてはまた別で詳しく記事を書こうと思います。お楽しみに!

 

と、まあ、こういった理由で僕は台湾にやって来たんです。少々特殊な理由だったかもしれませんね……。笑

でも、せっかく留学に行くのならちゃんと目的や理由があった方がいいと思います。留学を考えていらっしゃる方は、まず自分のやりたいことや目標をハッキリさせてみるのがその第一歩となるのではないでしょうか?

 

それでは、また! 再見👋

*1:台湾語や広東語、上海語なども含めて中国語と呼ぶこともあります。中華圏の言語、という意味でしょうか。このブログでは特に注釈のない限り、「中国語」はおもに台湾で言うところの國語、中国で言うところの普通话、英語で言えば Mandarin Chinese となる言語を指します。